禁煙したいすべての喫煙者へ あなたの毎日に
寄り添う禁煙治療
禁煙をしたくてもやめられないのは「ニコチン依存症」という病気だからです。病気の治療は自分ひとりで行おうとしても難しいものです。禁煙治療は一定の要件を満たせば健康保険が適用されますので、上手く活用する事で自分ひとりで行うよりはるかに禁煙成功率を上げる事が出来ます。
禁煙したいとは思っているが...
喫煙が体に悪いことはよく知られています。
そのため、多くの喫煙者が「本当はやめたい」と思っているのではないでしょうか。また、これまで禁煙にチャレンジしながらも失敗した経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
では、なぜ喫煙はやめられないのでしょうか?
それは単に意志が弱いからではなく、「ニコチン依存症」という病気だからです。
ニコチン依存症を
克服するには
ニコチン依存症とは
ニコチンは、ヘロインやコカインに匹敵する非常に強い依存性があり、タバコによってそのニコチンを摂取し、依存状態になっているのがニコチン依存症という脳の病気です。ニコチン依存症には「身体的依存」と「心理的依存」の2つがあり、両方に対処し、乗り越えなければなりません。現状、自力での禁煙の成功率は4%程度※ に過ぎません。
※【出典】厚生労働省 禁煙支援マニュアル(第二版)増補改訂版(H.30)P.31
「身体的依存」と
「心理的依存」とは
身体的依存とは、ニコチンが切れると体がタバコを求め始め、集中力の低下・イライラ・落ち着かない・頭痛・気分の落ち込みなどの不快な離脱症状(禁断症状)が現れることを言います。この身体的依存に対しては、医薬品である程度症状を緩和することができます。
一方、心理的依存とは、タバコを吸わないと口寂しいといった生活の様々なシチュエーションで、タバコを欲する行動が心理面に刻み込まれている状態や、「タバコを吸わないと頭がすっきりしない、ストレスが解消できない」と思い込んでしまう状態のことをいいます。
この心理的依存は、長年の喫煙習慣によって染み付いたものであり、克服は容易ではありません。治療には正しい行動の積み重ねが有効ですが、自力で行動を変えるのは難しく、その専門家である医師が日頃の生活に寄り添い、常時指導することもできません。このニコチンの心理的依存にはアプリを用いた行動療法が最適です。