医学的エビデンスを持つアプリ
治療アプリは、多くのヘルスケアアプリとは異なり、臨床試験や治験によって担保された質の高いエビデンスを有し、薬事承認及び保険適用を受けた医療機器として診療現場でご使用いただけるよう、厳格なプロセスでの開発を進めています。
CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカーは、ニコチン依存症の心理的依存にアプリを通じてアプローチし、患者様の考え方や行動を正しく変容することで正しい生活習慣に導き治療するデジタル療法です。
「治療アプリ」は、「行動変容」に力点を置くため、通院と通院の間の期間「治療空白」に対しても治療が可能です。「治療空白」期間に、行動療法等の心理療法を患者様一人ひとりに個別化された医学的に適切なサポートをアプリが実施します。従来の医薬品や医療機器では介入困難であった「心理的依存」へも効果的にアプローチ可能な日本初となるデジタル療法です。
治療アプリは、多くのヘルスケアアプリとは異なり、臨床試験や治験によって担保された質の高いエビデンスを有し、薬事承認及び保険適用を受けた医療機器として診療現場でご使用いただけるよう、厳格なプロセスでの開発を進めています。
患者様がアプリに入力する日々の経過や状態などをもとに、アルゴリズムが個々人の状態を解析し、その方の特徴や状況に合わせて医学的に適切な治療介入を行います。
通院と通院の間(院外・在宅)の時間は患者様一人での孤独な戦い、いわば「治療空白」となります。しかし、そこに対して医療機関が十分なフォローを行うのは現状困難です。治療アプリは、こうした「治療空白」に介入し、患者様一人ひとりに個別化された医学的に適切なサポートをリアルタイムに行うことで、医療の質を高めていきます。
従来の診療では、前回の診察からの状態変化を把握するのに、問診などでじっくり時間を取る必要があります。治療アプリを活用することで、アプリから得られる日々の経過などを医師にわかりやすい形で提示し、問診を長時間せずとも適切な治療方針を策定するために必要なデータが得られるようになり、診療の効率性を向上させます。
医師が介入することができない診察と診察の間の治療空白に対して、
アプリが患者様個人に最適化された行動変容を促し、それを定着させるようサポートします。
医薬品では解消できない「心理的依存」に対して、行動療法等の心理療法をアプリが実施します。
CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカーは、国内第Ⅲ相臨床試験において、主要評価項目の9-24週における継続禁煙率が、対照群の50.5%に比べ、本品群は63.9%と統計学的に有意に高い結果となりました。
また、副次評価項目であった9-52週における継続禁煙率に関しても、統計学的に有意な差が認められています。
CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカーは、「患者用アプリケーション(以下、患者アプリ)」「医師用アプリケーション(以下、医師アプリ)」「携帯型呼気一酸化炭素濃度測定器(以下、COチェッカー)」で構成されます。
患者様の行動変容を促すための4つの機能を提供
アプリの各機能や喫煙欲求が
高まった時の対処法を対話形式で提供
動画やテキストでニコチン
依存症に対する理解を深める
患者様ごとに適した禁煙テクニックをチェックリストで管理
喫煙欲求などの日々の
禁煙状況を記録
患者様ご自身が日々の呼気一酸化炭素濃度(CO濃度)を測定。
測定した数値はBluetoothによってアプリと連動。
内部に組み込まれた電気化学センサーにより、患者の呼気ガス中の一酸化炭素濃度を測定します。
Bluetoothにより患者アプリと無線通信し、患者アプリ上に測定結果を表示します。
患者様が患者アプリを通じて行っている治療の状況をWeb上で表示
治療期間に応じた、
診察時のポイントを表示
患者アプリに入力される
禁煙状況を確認
基本情報やニコチン依存症
重症度を管理
行動療法のプログラムの
進捗状況を確認
CureApp SCを使用することで、医療従事者は患者アプリに蓄積されたデータをいつでも確認ができ、患者様一人ひとりに個別化された医学的に適切なサポートをリアルタイムで行います。そのため、治療空白に対して効果的なアプローチを行う事が可能です。
人力によらずアプリの力で認知行動療法を提供することができるため、3ヶ月の禁煙外来が終了した後も6ヶ月間毎日サポートすることができます。そのため、従来の禁煙治療に比べて高い成功率を期待することができます。